ポエム?? 言葉の音もホンワリ柔らか・・・と思いきや、こんなキモい言い様がジワジワ蔓延しているのですね。それ真に受けて惹かれて、いや引っ張ってイカれていく気味悪さ。こりゃギャグだと笑っている場合ではないです;;。
「かぐや姫の物語」で姫に言い寄る石作皇子が、レンゲを一本ご大層に持って来て、あらゆる飾り言葉(ポエム?!)をまぶしたてて「これこそ貴い宝と気が付きました」。一見感動的・詩的に聞こえるけど、実はこんなに「言葉」をなめてかかって浪費する所業は無いです。あれとそっくり。(御簾を上げたら物凄いご面相の正妻?がドデーンと鎮座ましまして---☆☆!!)
お花畑のような「甘言」に易々と操られてその気にさせられ、目を輝かせさえしてしまう残念さ。
本物の「詩」は言葉を浪費しない。磨き上げて無駄なものを削りに削って鍛えられたもの。それを簡潔にグサッと示すのだと思います。---直明さんに教えて頂いた高村光太郎の冬の詩の言葉のように。