配信お疲れ様です。
言葉の重みというものを考えさせられる内容であります。常套句ではありますが、やはり日本は「言霊の国」なのだなと痛感します。
逆臣・逆賊をも真っ向否定ではなく、釘を刺す程度に牽制するという姿勢はあまり伝えられていないと思うと、これまた『ゴー宣』ならではの発見であります。
古代史から勉強していると、現政権が「乙巳の変」以前の蘇我氏と重なって見えてきます。もっと時代や地域を拡大させれば似た例は幾らでもあるでしょうが、世俗権力を振りかざし、皇室の意向を無視して、国体破壊の危機を招くという点で、一番的確な過去の事例に思えてきます。いかがでしょうか。
『しゃべらせてクリ!』で、筒井康隆『陰悩録』を分かってくださったことに感謝です。採用されてよかった! 筒井氏といえば、様々なイデオロギーが交錯する『旗色不鮮明』も面白い作品です。今、これを焼き直したら、もっとゴチャゴチャになって面白そうですが、できる人はいるのでしょうか。そう考えると、今こそ読んで面白いかもしれません。