よしりん先生と京都の大型書店との繋がりで、私にとって何とも印象深い出来事があります。
『新・ゴー宣』第8巻で「河原町通りの駸々堂は何てステキな並べ方だっ!」と絶賛されていた当の書店、その章が掲載されてからしばらくして行ってみると、該当ページをコピーして棚の側面に貼っていました。しかも前出の先生のセリフに蛍光ペンで上から線を引くという念の入れ様。これを見て私は「コピーって……」と思いつつ、嬉しくなった事を覚えています。
しかし、程なくして駸々堂は潰れました。都市部の大型書店とて決して安閑としていられない状況なのかなと最初に思ったのがこの時だったようです。まだ出版不況なんて耳にしなかった頃だけにこたえました。ましてや先生のファンがいたとなると……。
そこで一句。
○よしりんへ 愛情示し 駸々堂 ファンと本との 山が崩れし
初めて送りますが私の七五調のセンス、どうなのでしょうか。 こんな長い前振り必要でしょうか。