生放送、お疲れ様でした。
よしりん先生の悲惨な過去(?)に考えさせられました。努力や根性論が果たして正しいのか、ということを。
私の場合は、親から「お前と一緒にいると恥ずかしくと、お面を被らないと外に出られない」と言われたことがあり、自分も常識外れだったのもあったのでしょうが、親の言うことをかなり真に受けてしまい、「お前のようなわけの分からない子供は養子に出す」とか「世の中の人はお前のことを笑っている。自分のようにきつく言う方が親切なんだ」「ライオンの親は我が子を谷底から突き落として育てるものだ」という言葉を真正面から受け止めてしまい、よしりん先生も同じように育ったのかな、と想像して来たのですが(つまり、人生の試練を与えられて、愛情を持って育てられてきたのだろう、ということです)、プレハブやムカデの実態を聞いていると、確実に違う、と感じました。確かに自分の側にも人から笑われる原因もあるのかもしれないのでしょうが、果たして人間は「試練」だけで成長できるのか、と考えを改めたくなりました。
人間は、とりわけ日本人はどうも「試練」という考え方が好きなのかも知れないですし、「苦難」の果てに目標を達成する充足感に憧れる面があるのだろうと思います。それをすべて全く否定する気はないのですが、「猿猴が月を取る」といった、智慧のない見当違いの努力が何の成果も生み出さないことを学ばなければいけない、と思います。正直言って、自分もそういうことをかなり繰り返してきたので、胸が痛いです。
私は「お前は甘やかされて育った」と別の人から言われたこともあるのですが、本当に心から甘えられる人がいたら、と思うこともあります。今の年齢からそういう人間を捜すのは至難のわざかも知れませんが、何とかそういうふうにできたら、とも。
明日は少し忙しいので、感想はもう少し待って下さい。