チコリさんは、『戦争論』によって救われたのですね。私もよしりん先生の作品や文章から生きる力を頂いています。長い感想文を送ってしまい反省したこともあります。
『戦争論』に衝撃を受けたという人は多いようだし、私も何度も読み返しては感動していました。ただ個人的に最も衝撃的だったのは、『戦争論』発売の4年前の平成6年に雑誌『歴史Eye』に掲載された、名越二荒之助氏や中村粲氏らの大東亜戦争肯定論でした。
それからは関連書籍をむさぼり読むようになり、戦後50年を迎えた翌年に、西尾幹二氏や秦郁彦氏らの論説を特集して載せた雑誌『SAPIO』を知り、さらに翌年、『SAPIO』に掲載された「従軍慰安婦カマトトマスコミを撃つ」で、初めて『ゴーマニズム宣言』に出会いました。
ゴー宣読者となって約一年後、それ以前の作品は読んだことがなかったのですが、『新しい歴史教科書をつくる会』の設立記念集会に向かう新幹線の車中で『脱正義論』を読み、改めてよしりん先生がすごい人だと認識しました。
あれから20余年、あらゆる生存競争に敗北し続け、自分の無力さを実感する無気力な毎日を送っていますが、ゴー宣道場はそんな私の背中でも動け!と押してくれます。ありがたいことにイベントへもお誘い頂きましたが、今暫く身動きがとれない状況です。
今は、昨年から始めたツイッターで有益そうな情報を拡散したり、意見広告の感想メールを送ったり、あとは申し訳程度の寄付をするなど、自分にできることで皆さんの応援をしていこうと思います。