希蝶 の削除コメント

>>429
 もう少しだけ記します。その通りではないのでしょうか。甘やかされたのではないのなら、それが一番納得がゆく解釈でしょう。
 私はほうっておくべきだと思う。そして、取り巻きというのは怖いな、と思います。こうおいう時にこそ、良薬は口に苦くして病に利あり、忠言は耳に逆らいて行いに利あり、というのではないのでしょうか。最近知った例を少し。
 支那の隋末の内乱期に李密という英傑がおりまして、頭脳優秀で、中原と呼ばれる地域を一時期支配した優れた人だったのですが…。

 実はこの人は、一度煬帝に刃向かって逃亡し、盗賊の翟譲(てきじょう)という人に身を寄せておりまして、翟譲に天下をとるように勧めました。その気ではなかった翟譲は、李密の言の通りに戦をすすめていたら、勢力を伸ばすようになりました。その後、翟譲は自分よりも李密が優れていると、彼にリーダーの座を譲りました。

 そこまでは感動的な話なのですが、その後、翟譲の取り巻きが「元々は貴方が主人だったから、貴方が親分に返り咲くべきだ」とそそのかしました。翟譲は笑って取り合いませんでしたが、その話が李密の取り巻きに漏れ、李密の耳に伝わり、結果、李密は翟譲とその一派を処分しました。

 李密もその後、洛陽という拠点を落とすことができず、逆に洛陽の隋軍に敗退し、唐の李淵に身を寄せましたが、冷遇され、逃亡して、唐軍によって殺されました。

 何となく記したくなったので、投稿しました。私も我を通そうとして、失敗をやらかした方なので、甘えたくなるのは分かります。しかし、こういう時こそ、口に苦いものが必要なのではありますまいか。ウイルスの量の話は参考にはなったのですけれども。

>>397
>>431
 有り難うございます。簡単ですが、返事を述べさせていただきます。

 申し遅れましたが、今回のイベントの設営のかたがたへ、本当に感謝致します。

日時
2022-06-07 15:32
投稿者
希蝶
記事
「謝ったら死ぬ病」小林よしのりライジング Vol.436
No.
458