失礼します。今回もコメントやブログをあまり読めない情況ですが、今晩7時の「オドレら正気か?」関西ライブ、楽しみです。
SPA!の方の感想も記します。
「ウクライナの女をレイプしてもいいよ」と許可するロシア兵の妻の言葉が真珠られない、もとい、信じられないと思いました。配偶者が自分以外の行きずりの女と関係を持つというのは、片方にとって許すべからざる一大事なのに、それを許可できる神経。殊に、(少し偏見を記しますが)男性ではなく、女性がそれをOKする心理が変です。嫉妬心が生まれないのでしょうか?多分、その妻はウクライナ人に対する差別感情を持っていて、日本の穢多非人差別同様、白人の有色人差別のように、ウクライナ人を人間として見ていないのでしょう。差別感情ここに極まれり、といった感じです。
あと、誤解を招くかも知れませんが、ロシア兵が11歳の少年をレイプし、椅子に縛り付けた母親に無理矢理見せた、というくだりで、私は 『レ・ミゼラブル』の最初の方で、(のちにジャン・バルジャンを助ける)ミリエル司教に、とある国会議員が語りかける、こんな場面を思い出しました。
あなた、あなた、わたしは大公妃であり王妃であったマリー・アントワネットをあわれみます。だが、わたしはあのユグノー派(フランスにおけるフランス新教徒のこと)の気の毒な女性をもあわれむのです。その女性は1685年(フランスの宗教の自由が保障された「ナントの勅令」が廃止されて)、ルイ大王(ルイ14世)のときに、あなた、子供に乳を与えるところをとらえられ、腰まではだかにされて杭にしばられ、子供はひきはなされた。乳房は乳にふくれ、胸は悲しみにふくれた。子供は飢えて青ざめ、その乳房をみながら、身もだえし、大声に泣き叫んだ。刑の執行者は乳房の母であるその女性に、改宗せよ!と言いながら。子供の死か良心の死かいずれかを選ばせようとした。ひとりの母親に適用されたこのタンタロスの刑をあなたはなんと言われますか?あなた、よく心にとめてください。フランス大革命はその正当な理由をもったのです。未来がそれの怒りを許すでしょう(以下略)
(『レ・ミゼラブル』第一部 フォンティーヌ 十「司教未来の光に直面」より)
( )内は私の註釈です。ちなみに、「タンタロス」とはギリシャ神話で、永遠の飢餓を与えられた不死の人間です。
私がこのシーンを読んだのは高校にはいったばかりの頃ですが、正直、私もビビアン・スーの写真集を何も知らずに購入した口ですが、同じような気分になりました。
『レ・ミゼラブル』の話は母親へのレイプではないのですが、(ただし、公衆の面前で、という効果もあるのかも知れない)、我が子への苦悶のさまを見せつけることで、母親への(精神的な)拷問を行う」という意味では共通しているように感じます。これも一種の改宗であり、ウクライナ人ではなくロシア人になって、プーチンに従え、という意味なのでしょうか?恐らくロシア人はそういうことができたら、誰でもOKで、だから年齢も性別も関係ないのでしょう、と思いました。
以上、くだらない話でした。場違いな話だったら、すみません。それでは、今晩のカレーせんべいさんやたけし社長との生放送、楽しみにしております。