こけけっこー の削除コメント

>チュニジアの団体にノーベル平和賞
 「アラブの春」の先駆け
>ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2015年のノーベル平和賞を、「アラブの春」の先駆けとなり民主的な国造りに唯一成功したチュニジアで、各勢力の対話を仲介した労働組合など4者による「国民対話カルテット」に授与すると発表した。

これは今朝の新聞の1面にでていたものです。
いろいろな部門がある内でも、「ノーベル平和賞」ほど、政治的胡散臭さ・欺瞞臭を発しているものは無いと思います。オバマ大統領の「核なき世界」??!!という演説一つで氏に送られたことさえありました。

今回のライジングゴー宣を読むと「アラブの春」が何だったか、そしてその後どんな混乱が波及し、無秩序状態(平和の逆)になってしまったか---それが続いている出口無き悲惨な情況が知らされます。

 「ジャスミン革命」「アラブの春」と美しく香り高い花や、生き生きした季節「春」のイメージの言葉で名付けられていますが、果てしない暗黒の無秩序が広がっていく端緒になったのですね。---言葉のイメージとは恐ろしいものだと思います。

 二日ほど前にシリアとのサッカーの試合が放送され、日本チームが勝ちました。シリアのゴールキーパーを見つつ、もしかしてあの映画「それでも僕は帰る ―シリア 若者たちが求め続けたふるさと」(ドキュメンタリー。道場のブログで師範方に取り上げられた)の主人公?の青年があの場所にいたかもしれないのに・・・と思いました。(東京までその映画を見に行けないので筋書きと予告編だけ見ました)今どうしていることでしょう。

日時
2015-09
投稿者
こけけっこー
記事
「『アラブの春』に学ぶ若者デモの陥穽」小林よしのりライジング Vol.150
No.
71