うさぎです。「オドレら正気か?」を見ました。
いろいろと考えてみましたが、やはり、藤井さんの「暫定策」に現状を良い方向に変える力があるとは思えません。現実感覚を欠いた藤井さんの「暫定策」では、ただただ貴重な時間が過ぎていき、状況がますます悪くなっていくだけでしょう。
藤井さんみたいに、男系主義カルトの人々のご機嫌とりをするよりも、小林先生のように、国民全体に向けて議論を提起して世論を動かすという戦略の方が、実際的な効果は高いように思われます。
あるいは、ワクチンの件でたけし社長さんが行ったのをまねて、今度は女性・女系天皇の公認をアピールする意見広告を、地方紙や全国紙に繰り返し出すというプロジェクトをするのもいいかもしれません。
また、藤井さんと施さんの議論の不備を徹底的につくのではなく、彼らの「情」の部分に働きかけるべき、という話もありましたが、これも現実的ではないように思われます。それができれば結構なことですが、具体的に、いったいどうやって働きかけるのでしょうか。基本的な人間性が完成してしまっている50歳過ぎた男の「情」の部分を、どうやって変えられるのでしょう。ちょっと、私には方法が思いつきません。
小林先生の『天皇論』を贈呈して、もう一度読んでくださいと懇願でもしますか。あるいは、何らかの方法で二人を、上皇陛下や美智子さまに会わせて、その薫陶を受けさせますか。
そんなことを考えました。